ミノキシジル 効果

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ミノキシジルの効果

 

病院に行かなくてもドラッグストア等で購入できる第一類医薬品として1999年に発売されたリアップを皮切りに、

その主成分であるミノキシジルという発毛効果のある成分の認知度も次第に高くなりました。

 

しかし、いくらミノキシジルの発毛効果が高いといっても、さすがに今日の明日に毛がワサワサと生えてくるわけではありません。

 

それは確かにわかってはいるけど、

じゃあ一体どのくらいの期間使えば効果を実感することができるのか?

 

効果を維持するためには、どのくらい継続して使わなければいけないの?

 

今まさに使おうか悩んでいるあなたは、決してミノキシジル配合の毛生え薬は安いものではありませんし、もし効果がでなかったらという不安もありますよね。

 

そこで、このページでは

ミノキシジルを使って効果が出るまでの期間や発毛を実感する割合

について様々な角度から迫って行きたいと思います。

 

ミノキシジルの効果は一定期間を過ぎると横ばいになる!?

 

2013年にPMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)が国の委託を受けてミノキシジルの有効性について約3,000名を対象に調査を行いました。

 

これによりますと、ミノキシジルの効果が出る期間について、

6ヶ月後までに抜け毛が少し減ったと感じた人が65%、発毛に対して少しでも増えたと実感した割合が50%という結果となりました。

 

そして特徴的なのは、この割合が1年半を経過しても、ほぼ横ばいで変わらないことがわかったのです。

 

ただ、これは個人的な実感値による統計調査で、やや正確性に欠ける点もあるため、もう少し医学的な評価で発毛効果を見ていきたいと思います。

 

臨床試験の結果でも発毛効果はほぼ一致した!

 

リアップを開発した大正製薬が行ったミノキシジル5%製剤を長期投与した試験結果によりますと、発毛効果を医師が評価した結果、以下のように推移したことがわかりました。

 

 

 

【ミノキシジル5%製剤を1年間使用した際の薄毛改善推移】

 

ほぼ完全に改善 半分程度改善 少し改善 変わらない
1ヶ月後 0% 0% 4.1% 95.9%
2ヶ月後 0% 0% 12.2% 87.8%
3ヶ月後 0% 0% 59.2% 40.8%
4ヶ月後 0% 10.4% 70.8% 18.8%
5ヶ月後 0% 37.3% 54.2% 8.3%
6ヶ月後 2.1% 47.9% 41.7% 8.3%
7ヶ月後 2.1% 61.7% 29.8% 6.4%
8ヶ月後 2.1% 63.8% 29.8% 4.3%
9ヶ月後 4.3% 61.7% 29.8% 4.3%
10ヶ月後 8.5% 63.8% 25.5% 2.1%
11ヶ月後 8.7% 67.4% 21.7% 2.2%
12ヶ月後 8.7% 67.4% 21.7% 2.2%

 

 

 

こちらを見るとお分かり頂けるように、使用開始6ヶ月までは明らかな改善は見られないものの、90%以上の方に何かしら改善が見られた事がわかります。

 

そして、それ以降の改善は緩やかになって10ヶ月以降からは、ほぼ横ばいになっていることから、先の個人の実感値による調査データとほぼ一致している事がわかりました。

 

この事から、ミノキシジルの何かしらの効果を実感できる迄には3ヶ月〜6ヶ月。

 

そして10ヶ月以降は、継続しても使用しても、それ以上の発毛効果は得られないことが上記のデータから読み取ることができます。

 

使用をやめてもミノキシジルの効果がなくなることはないのか

 

ミノキシジルは、同じく発毛効果のある医薬品のプロペシアと比較すると、

早い段階で発毛効果を感じることがわかりましたが、継続した分だけ効果がアップするものではないという違いがあります。

 

こうした特徴がわかれば、何もミノキシジルを継続しなくても、ある程度薄毛改善が見られれば使用を中止してもよいのではと思う方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、現実的にはミノキシジルの使用を止めれば改善効果を維持することはできません。

 

これは医薬品、医薬部外品に関わらず毛生え薬と呼ばれるものに共通していることですが、薄毛の進行は男性ホルモンが深く関係しているため、

一時的に薬によって進行をストップさせても、成分の効果がなくなると、また時間とともに活発になってしまうのです。

 

そのため、ミノキシジル単独で使用する場合には効果を維持させるためには使用を続けなければなりませんし、

プロペシアのような毛生え薬と併用している場合には、いずれかの毛生え薬を継続しなければ、また元通りになってしまうことは予め理解しておきましょう。

 

ミノキシジルの濃度の違いによって効果は変わるのか?

 

ミノキシジルの濃度

 

ミノキシジルを使えば何かしらの効果を早ければ3ヶ月以内、平均すると6ヶ月で実感することが公的機関の調査と臨床試験のデータから明らかになりました。

 

では、ミノキシジルの含有量、いわゆる濃度の違いによって発毛効果に違いが出てくるのでしょうか?

 

現在国内で販売されているミノキシジルが主成分となっている商品は、ミノキシジルが1%か5%の2種類がポピュラーとなっています。

 

この濃度による発毛効果の違いについては、2010年の公益社団法人日本皮膚科学会による男性型脱毛症診療ガイドラインで臨床試験の結果が述べられています。

 

これによりますと、国内でミノキシジル1%と5%の比較、海外では2%と5%の比較が行われましたが、いずれも5%の方が発毛効果が高いことが確認されました。

 

ただし、このガイドラインからでは具体的な効果の差までは述べられておらず、専門家によっては濃度によって明確な効果の違いがあるとは考えにくいという指摘もあります。

 

塗り薬と飲み薬では断然飲んだほうが効果がある

 

ミノキシジルの内服薬

 

このように一般的にミノキシジルの含有量が濃い方が効果はあると言われていますが、明確な差についてはボンヤリしていることがわかりました。

 

では、一般的な頭に塗るタイプと錠剤の形で体内に摂取する飲み薬では、効果の違いは果たしてあるのでしょうか?

 

これに関しては、細かなデータは明らかにされていないものの、専門家の見解では断然内服薬の方が効果が見られるという意見でほぼ一致しています。

 

なぜなら頭皮は皮膚で覆われているため、どんなにミノキシジルの濃度を濃くした所で、所詮は皮膚内に届く量は体内の血流から頭皮に行き渡るのと比べて知れているからです。

 

このため、ミノキシジルの塗り薬は皮膚の薄い頭頂部(つむじ)に比べ、おでこやM字部分の生え際のような皮膚の厚い部分には効果が小さいとも言われています。

 

こう考えれば、何も最初から塗り薬タイプでミノキシジルを使用しなくとも、プロペシアと同じく飲み薬としてミノキシジルを使用すれば良いのではと思ったかもしれません。

 

現にロテニンやミノキシジルタブレットなど、海外ではジェネリック薬も含めると数種類のミノキシジルの経口薬が販売されています。

 

しかしながら、日本ではこの内服薬のミノキシジルは未認可薬となっているため、個人輸入という方法を除いては手に入れることができないのです。

 

なぜ外用薬に比べて効果が高いのに認可されていないのかが大事

 

このようにミノキシジルの効果は断然飲み薬の方が効果は大きいのに、国内ではなぜ認可されていないのでしょうか。

 

その理由は、ミノキシジルには様々な副作用があって、飲み薬によって命に関わる重大な症状へと発展する恐れがあるからです。

 

もちろん、この副作用は塗るタイプの外用薬でも約10人に1人の割合で発生することが公的機関の調査で明らかになっています。

 

往々にして効果が認められている医薬品というのは、たとえ風邪薬であっても何かしらの副作用があるためにリスクをゼロにすることはできませんが、

こと発毛治療に関する毛生え薬には重篤な副作用が見られます。

 

そのため、効果が大きいことばかりに目を奪われるのではなく、必ず副作用についても理解した上で使用するかをもう一度検討するようにしましょう。